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大山寺(たいさんじ/おおやまでら〔読みは「たいさんじ」だが「おおやまでら」でも良い(大山寺住職に確認)〕)は徳島県板野郡上板町に所在する真言宗醍醐派の寺院。山号は仏王山。本尊は千手観世音菩薩。四国別格二十霊場第一番札所、四国三十六不動尊霊場第一番札所。 御詠歌:さしもぐさ たのむちかひは 大山の 松にも法の 花やさくらむ == 概要 == 寺院は大山(691メートル)の中腹にあり、山頂からの眺望は「徳島百景」の一つとなっている。 寺伝によれば6世紀前後、武烈天皇・継体天皇の時代に西範僧都(せいはんぞうず)が開基した阿波国最初の仏法道場であると伝えられている。しかし、日本への仏教の伝来は早くとも宣化天皇3年(538年)とされており、当寺院の開基は伝承の域を出ない。 平安時代前期、空海(弘法大師)が伽藍の整備を行い、恵果より授かった千手観音像を本尊として安置したと言われている。 戦国時代、近隣にあった七条城の城主・七条兼仲は当山に祈願し怪力を得たとされる。そのお礼として九重の石塔と鏡餅を当山に背負い上げたと言われている。この伝説に因み、江戸時代になると徳島藩主蜂須賀家は家臣に大鏡餅を担がせ力自慢を競わせた。現在でも毎年1月第3日曜日に「力餅」と呼ばれる、大鏡餅(86キログラム)を載せた三方(合計169キログラム)を抱えて歩く距離を競う行事が行われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大山寺 (徳島県上板町)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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